まるで都市伝説レベル、だけど実話です。「ここがヘンだよ吹奏楽部」

わたくし、小中高と吹奏楽部に所属しておりまして、学生時代はほとんど吹奏楽に捧げたといっても過言ではないくらいでした。そのくらい、モーレツ吹奏楽部員でございました。はずい。

そんでまぁ、ずっとその世界にどっぷりだったので気にもならなかったのですが、吹奏楽部ほど独特というか意味不明の「掟」がある部活って他にないと思うんですよ、いや他の部活知らんけど。

とにかく高校のときは、

「ブラバンって宗教みたい」

と言われたくらいおかしげな掟がてんこ盛りだったのです。ああいやだいやだ、そんな世界にハマっていた自分がいやだあああ~~。世界が狭いって怖いね…。

スポンサーリンク

掟その一、廊下は走る

ね、意味分かんないですよね。廊下は走っちゃいけないって教わりますよね?

でもね-、わしの高校のブラバンは、廊下をブラブラ歩いていたら顧問の先生にめっちゃ怒られました。なぜか?時間の無駄だから、だそうですよ。だそうですよ、皆さん!

想像してみてください。授業が終わるとともに、最上階の音楽室へダッシュする150人超の吹奏楽部員…。

ちょっとした民族大移動くらいの騒動が、毎放課後行われていたのです。迷惑極まりない。

わし、一番いやだったのが、楽器を持って全速力でダッシュ、これがいやでした。だって危ないもの、何度も転びそうになったもの。

これもね、フルートとかちっこい楽器なら別にいいんでしょうけど、わしファゴットだもの、でかいもの。しかも注意力散漫だから、かならずてっぺんとか楽器ぶつけてましたしね。

テューバの子とか生き地獄でしかないよね。しかも女子とかだったら、どんな拷問ですか?て話ですよ。

でかい楽器は歩いてよし!!顧問がグダグダ言うようならこのブログを見せつけてさしあげなさい!!歩かせろ!

掟その二、パーカッションの先輩が異常に怖い

なんでだろうね?知らんがな。とにかく怖かったんですよ、パーカッションの先輩。伝統的にかな?そんな変な伝統いらねーよ。

同期の子も、普段は普通に面白くて優しい子たちなのに、こと楽器のことになると目つきが変わって「怖いですよオーラ」を出すのはなぜだろう…。そんなことありませんかね?うちの学校だけかちら?

たぶん、たぶんですよ、「学校の楽器をお借りしている」という意識が必要以上に働くんじゃないかと。なんか、よく分かんない使命感とか責任感とかがそうさせるのではないかと。

だから、マーチングの大会とかなんとかで、コンクール用の楽器を借りるときは大変なんです。わざわざパーカッションの先輩に、

「あのう、こんどマーチングの大会で赤組(コンクール用)のマリンバをお借りしたいのですが…」

とか、いちいち、いちいち、お許可を頂かないとルール違反だったんでございますよ。めんどくせえ~~~!!どうせどっちにしろ使うんだからどうでもいいのにさぁ。

でもそれを怠るとパーカッションの人々の機嫌を恐ろしく損ねてしまうので、あと自分も怖いから行きましたけどね、ほんといらん伝統。

掟その三、校則より部則が大事。

「部則」というか、決まり事みたいなのありませんか?これもうちだけなのかな?

これがまぁ事細かに決められていて、なんとそれを破ってばれたアカツキには

全部員の前で泣きながら謝る

という行為をしなければならないのです。別に泣かんでもいいんだけど(笑)

その部則(確か統制とか言ってた。いやな言葉だなぁ)、ざっと思い出せる限りではこんなものがありました。

・スカートは折らない。(ミニスカ全盛期だったもので…)

・髪を結ぶゴムは黒。(校則では色の指定はない)

・ルーズソックスは行事の時は履いてはいけない。(ルーズ…笑)

・靴は黒のローファー(色指定まであった)

・肩に髪が付く長さは結ぶ。

・「ごめんなさい」は使用禁止。(敬語じゃないんだって)

とかなんとか…もうあんまり思い出せないけど。

とにかく外見的なことはもちろん、挨拶とか生活面のことまで、重箱の隅をつつくような決まり事がたっくさんありました。

今思うと「ごめんなさい」でも「すみません」でも、「申し訳ないことでございます」でもどれでもいいじゃん!て思うんですけど。

けど、その時のクセなのか、わし年上とか目上の人に「ごめんなさい」って使えないんですよ。ああいやだ、こんなことが染み込んでいるなんて!!

だいたい違反で多かったのは、「スカート丈」のことでしたね。これはわしはまるで無かったな…むしろ、全然知らない他校の人に

「スカートなっげええええええ!!」

て笑われたくらい、一心に守っていましたから…。ただ足が太すぎて出せなかっただけですけど。あと、ルーズソックスもわしが履くとなぜかルーズじゃなくなるので履いたことありません。(なぜかじゃない)

掟その四、部内恋愛禁止!のはずなのになぜかそこはスルー

「いやそこは守ろうよ、さっきあんだけどうでもいいこと守ってたじゃん!」

とお思いのそこのあなた、ええわたくしもそう思います。あなたは正しい。まったくもって正しいです。

顧問の先生も、「部内恋愛は禁止だ!!」と幾度となく激高されておりました。みな重々承知なのです。なのになぜかそこはスルー。

スカート丈くらいで部員全員の前で謝らなければならないのなら、部内恋愛なんて土下座くらいしていいってもんだ。でも、スルー。なぜか。たいがいの人は該当者だから、とくに男子。

吹奏楽部って男が圧倒的に少ないんですよ。100人部員がいて、男子が20人いたら多いくらい。するとどうなるか?自ずと、少ない男子部員を女子部員で取り合うのです。あーあ、わし男子校行っとけばよかったなぁ。

だもんでね、みんな部内恋愛は事実上の黙認という立場を取るのです。黙認というか、認知度100%。

誰と誰が別れて次は誰とくっついて、とか、下手したら自分が入部する以前の情報がだだ漏れになっていることも。女が100人も集まるっておそろしいよ~。

そんなにバレバレなのにスルー。先生激怒してんのにスルー。

お前ら、ちっとはN高を見習え!!(某N高は、お付き合いが部員にバレたら速攻別れさせるらしい)

え?わたくしはどうだったかって?もちろん顧問の先生の言いつけを誰よりもしっかり守って、恋愛の「れ」の字もありませんでしたよ!吹奏楽部の鏡と呼んで頂きたい!いや、やっぱいい…(泣)

掟その五、やたらと幽霊話が出る

これもありました。やたらと幽霊が出たとか見たとか、そんな話が多かったです。特に音楽室って怪談話の宝庫じゃないですか。

合奏中に後ろを走る音を聞いたとか、誰も入ってきてないのにドアの開く音がしただとか、練習が終わったあとも楽器の音がしただとか…。

「マジかよ!?」って思ったのは、これも何代も話次がれていたのですが、合奏中に足を何ものかに引っ張られるってやつです。これ、ほんとだったら怖すぎる。

練習時間長いからね、みんなヒマだったんだろうね(笑)とかいうわたくしも、実は何度か不思議なことを経験したのです。それはまた別の機会に…。

掟その六、先輩が通ったら、一人一人に挨拶する

うわ~、めんどい(笑)なんだろう、吹奏楽部の不毛度はんぱない。

これはですね、主に下級生が適用されるのですが、先輩が5人通ったなら5回、10人通ったなら10回挨拶をしなければならない、という掟があったのです。つまり、5人だったら

「こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは!」

というように。10人だったら

「こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは、こんにちは!」

というふうに、何度も何度も挨拶しなければならなかったのです。ふもーーー!!こんにちはこんにちはうるせーーー!!

まったく理にかなってないよね…、でも部活ってそんなことばっかりなような気がする。

どうですか、吹奏楽の独特の世界は。わしがいた学校はとくに独特だったと思いますが、でも他の学校も似たり寄ったりじゃないのかなぁ、と思いますが…。

なんか吹奏楽顔ってあるんですよ。あの世界独特の、さわやかではきはきしてて、でもなんかウザいみたいな(笑)その吹奏楽顔を作っているのは、もしかしたら独特の「掟」なのかも知れません。

こんな独特な吹奏楽部、入るか入らないかは、あなた次第です…。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よかったらフォローお願いします

関連コンテンツ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です