「ちゃんと好きになった人と結婚したい」5歳児のピュアな結婚観に学ぶこと

幼稚園児も5歳になれば、だれだれちゃんはなんとかくんが好きで…なんて話がちらほらと聞こえてきます。かわいらしいものですが、たいがい名前が上がるのは決まってちょっとおませで目立つ女の子。

どちらかというとそっち方面はうといと言うかぼんやりしている我が子ですが、なんとうちの娘のことが好き!という男の子が現れたのです。まぁ、なんて見る目がある子!

娘にとっては初めての崇拝者(赤毛のアン風に言うと)なので、それはそれは嬉しかったようです。それまでは、

「結婚するならはっさく(弟)とする!」などとあんたそれちょっと大丈夫?発言をしていたのが、

「やっぱり○○くん(崇拝者)と結婚しようかな~?」

なんて言い出す始末、即陥落。なんとあっけない…(笑)

もしかして意外と情にほだされるタイプ?押しに弱いのかちら?いやいや、それほど嬉しかったのね…と太ましい母は微笑ましく、この小さな恋のメロディを見守っていたのですが…。

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「やっぱり○○くんと結婚するのはちょっと違うかも…」

このままだとさぞかしラブラブになるのだろうと思い、しばらくしたのちにその恋の行方を尋ねてみました。すると、意外なほど思慮深い言葉が娘から返ってきたのです。

「やっぱり○○くんと結婚は出来ないかも…」

え!?なんで?

幼稚園児って、好き=結婚するなんですね。好きになる、好きになられたなら、必ずみんな結婚を考えるみたいです。なんて真面目な!!

そして、娘は娘なりに結婚を考えてみたそうなのです。

告白された男の子と結婚したらどんなかな?

そもそも結婚ってなに?なんで結婚するの?

そこで出した答えは、

ちゃんと好きになった人じゃないと結婚できない

結婚するなら一番に好きな人と結婚したい

という、しごくまっとうで純粋な気持ちでした。

娘は結婚を考えているうちに、いつしか自分の気持ちに気が付いてしまったのです。告白されたから嬉しかっただけで、本当に好きなのか分からない、その違和感に。

「○○くんに結婚しようって言われたら、ちゃんとできないって言おうと思う」

そう言った娘の正直さ、そして自分の気持ちをまっすぐに見つめた真摯さに、この母はなんだか不思議な清らかさを覚えました。

そして、相手を傷つけてしまうかも知れないけど、自分の気持ちにウソはつけない、と気が付いた娘が、とても大人に見えました。

 好きな人と結婚することって難しい?それでもあえてこう言いたい

好きな人と結婚したい。それは万人が思っている理想の結婚でしょう。

けれど、いまの世の中ではそれが難しいと言われています。

婚活パーティや結婚相談所では、相手の年齢や年収、兄弟は何人いるか?実家の資産はどれくらいか?などの条件で人を選ぶ、まさに品評会のようなもので溢れています。

そんな世の中で、好きな人と結婚したいなんて、夢物語のように聞こえるかもしれません。

それでも、わたくしは子どもたちにこう言いたい。

心から好きな人とでないと、結婚なんてしないほうがいい、と。

好きな人がいないなら、結婚なんてムリにしなくていい。むしろ、自分の見栄と世間体とステイタスだけのためにする結婚なんて空しいだけだよ、と思うのです。

まさか自分が結婚できるわけがない、と思っていたわしに現れた救世主

わたくしは、10年前まではまさか自分が結婚して、子どもを二人も産むなんて想像も出来ませんでした。

このままダラダラとバイトを続けて、一生フラフラして、そのうち年取った親の世話でもしながら年取っていくんだろうな、孫の顔も見せてあげることなんてできないんだろうな…と思っていました。

なぜなら、ただの一人もわたくしを恋愛対象と見なす日本男児がいなかったからです。それはもう皆無です。なんか、恋愛対象にならないらしいです。そんなわたくしは”ぽにょ”に似ていると言われます。そーすけんとこ行くー!!

もしかして、海外なら変わった趣味の人がいるかもしれない!!と一抹の望みをかけそうになりました。が、そのためのお金も無いし、そもそも言葉を覚えるのがめんどう、というこれまた面倒力に屈してそのような機会もなし…。

「人生で一番キレイなとき」と言われる二十歳からの数年間は、まさにわたくしにとっての黒歴史といっても過言ではありません。本当に、外見も生き方も何もかも、ブッサイクな日々でした。

そんな見た目も心もひねくれてぶさいくなわたくしの前にいきなり現れたのが、いまの旦那さんでした。

なぜだかこのわしを一目見るなり、

「この子と結婚するだろう」

と思ったそうです。まれに見る奇特な人でした。

旦那さんは、わたくしにとって救世主、命の恩人です。

親以外ではじめて、なんのてらいもなく、

「そのままの自分でいて欲しい、それがとてもステキだよ」

と言ってくれただた一人の人です。一番ぶさいくだった頃のわたくしを、そのまま愛してくれた人なのです。

その頃のわたくしにとって旦那さんは、恋愛対象に思うなんておこがましいというかもったいないような存在でした。

背も高くて足もスラッとしていて、なかなかのイケメンなのに物腰がとても柔らかく、頭もよく、自分とは別世界の人と無意識に思っていました。

わしはデブだしチビだし、地元の誰でも入れるアホみたいな高校しか出ておらず、まともに働いたことすらない、自分になんの存在価値もないと思っていました。いまで言う超こじらせた女でした。

でも、旦那さんが自分のことを好いてくれていると知ったとき、わたくしも本当は初めからとても好きだったことに気が付いたのです。そしてはじめて、自分自身を肯定できたような気がしました。

この時、しみじみと人生って奇跡みたいなことが起きるもんなんだなぁ、と感じたものです。

この人と結婚しなかったら、一生結婚することはないだろう、と思いました。

人を本気で愛することを怖がらないでほしい

この先、子どもたちに伝えたいこと。それは、

本気で好きになれる人に巡り合ってほしい

人を好きになることを怖がらないでほしい

ということです。

結婚相手の条件とか色々とこだわってしまうのは、自分が傷つくのを恐れているからではないでしょうか。

本気で好きになること、そして傷つくことが怖いから、条件でごまかしているのかも知れません。

そんなこと言っても巡り会えない!!だから婚活パーティに行くんだ!という人も沢山いるでしょう。でも、そんな場所に行っても多分、一生巡り会うことはないと思います。

わたくしも、そんな出会いは絶対に訪れないだろうと思っていました。だから、好きでもない人と形だけのお付き合いをしたこともありました。

でも、そんなお付き合いはただただ虚しいだけです。自分も相手も疲れるだけの、不毛な時間が過ぎていくだけです。

子どもたちには、これから沢山の出会いがあることでしょう。人を好きになって、傷つくことも当然出てくることでしょう。

けれど、何度傷ついても人を一生懸命好きになることを諦めないでほしいと母は思います。

母も沢山あります。そうそう語れない一方的な黒歴史の数々…ああ!思い出したくもない、死にたくなる!!(笑)

でも、そんな思いも沢山経験して、自分の愚かさを思い知るほうがいいのです。ときには夜中に思い出して、吐きそうになるくらいでちょうどいいのです(?)

恥ずかしい自分、みっともない自分、失敗する自分。

そんな姿を知るということは、後々の人生を生きるうえでとても大切です。少々やらかしてしまってもくよくよしない、あれに比べたらマシなもんだ!と自分に優しくなれるし、俄然生きやすくなります。

ちょっと最近精神がたくましくなりすぎ?な感もありますが、あはは。

娘が言った、

「ちゃんと好きな人と結婚したい」

という言葉のように、本気で好きになった人と結婚できますようにと、母は願っています。

そして、齢5歳でこんなにも明確に気持ちをはっきりさせようとする娘に、こいつ絶対こじらせるぞ…と案じてもいます。

しかし、

「やっぱり一番好きなのははっさく(弟)だから、はっさくと結婚するー♪」

と言う娘に、若干の不安も感じる今日このごろ。いつ気が付くのかちらね…。

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