サンタクロースの正体~わしと一緒にお嫁に来たシルバニアファミリーのお話~

早いもので、明日からもう12月が始まりますね。12月といえば…そう!クリスマス!!クリスマスと言えば、サンタクロースのプレゼント。

突然ですが、みなさんはサンタクロースって何歳ごろまで信じていましたか?

「え?今でも信じていますよ」

というそこのあなた、わしはあなたと親友になりたい。友よ!!

わたくしは物心ついた頃からこのクリスマスが大好きで、10月くらいからクリスマスツリーを引っ張り出し、そのあいだのほぼ2ヶ月間は鼻血が出るほど「まだかまだか」と心待ちにしていました。

そんな立派なお花畑ちゃんだったわたくし、もちろんサンタさんの存在もまるまるっと信じていました。

そう、あの日のクリスマスまでは…。

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 なぜか「3000円まで」と決められていた我が家のクリスマスプレゼント

面白いというかなんというか…なのですが、うちのクリスマスプレゼントは「3000円まで」と相場が決まっておりました。経済的困難さがそこはかとなくかほりますね、うん。

でもまぁ、スポンサー(親)の意向も今なら十分に分かります。

なんてったって、うちは4人兄弟。その4人に平等にクリスマスプレゼントをあげようと思ってくれていたのです。それだけでもありがたいってもんです。

それに、当時は3000円といったらけっこうな金額で、色々なおもちゃやファミコンの中古カセットくらいは買えたもんでした。いまのおもちゃ高いよね~、定価で買わんけど(笑)。

そして毎年サンタさんからのカードが添えられていました。

思いっきり母の字で、なぜか

「Xマスおめでとう!!」

と、エックスマスってなんだよwwとツッコミたくなるような文字が書かれており、「○○がんばったね」や「来年は○○だね」とかメッセージが書かれていました。そしてこれもかならず

「サンタくろ~すより」

と、一体あんたは誰なんだよwwとまた草が生えそうなカードをもらっては、小さかったわたくしは本当に嬉しかったものでした。母よ…(笑)

それでも幼稚園や小学校に上がりたてのころは、プレゼント=サンタクロース!!と信じ切っていた平和なわたくし。

多分上の姉と兄は、そんなわたくしたちに合わせてくれていたのだなぁ、と思います。そういえば姉や兄から

「サンタさんなんていないんだよ」

なんて言われたことありませんでした。むしろ、一緒に手紙を書いたり一緒に楽しんでくれていたような気がします。

そんなお花畑なわたくしも、小学校になるとだんだんと疑うようになり、それでもサンタクロースの存在を信じていたい!!と思っているような、非常に揺れ動く乙女さんでありました。

あ、読めちゃった…TAKASHIMAYAの文字!!

あれは小学校3年か4年のころだったと思います。

その年の12月、なぜかは忘れましたが駅前の高島屋デパートに行きました。目指すはもちろん6階おもちゃ売り場です。

わしの地元でデパートと言ったら高島屋。そごうでも丸井でもましてや長崎屋(つぶれた)でもなく、高島屋なのです。

そのおもちゃ売り場で、おもむろに今度のクリスマスのプレゼントはどれにする?なにをサンタさんに頼むの?という話になったので、わたくしは迷わずあるおもちゃを指さしました。

シルバニアファミリーの「森の雑貨屋さん」です。

当時、わたくしはこのシルバニアファファミリーが大大大好きで、家には姉のお古の大きなおうちがありました。この雑貨屋さんは新発売の商品で、CMで一目見てからというものなんとしてもこれが欲しい、と思い詰めていました。お値段は当時としてもお高い5980円税込み。

いつもの相場の倍もする値段だったのに、母はなぜかあっさり承諾。きっと自分が欲しかったのだろう

この高島屋おもちゃ売り場の雑貨屋さんを見て、ちょっと気になったところがあったのですが、でもサンタさんがくれるのは違う雑貨屋さんだろうと思って気にしないことにしたのですが…。

ちなみにまだ幼稚園だった弟は、ジャンパーソンだかウインスペクターだかの変身なんちゃらがいい、と言っていたのを記憶しています。「ふっガキめ…」とほくそ笑むわし(どっちが)。

そしてクリスマスの朝が来ました。わくわくしすぎて眠れない夜から、いつのまにか朝になり、そして枕元にはプレゼントが…!!

いつもならそのプレゼントを真っ先に開くのですが、そのときのわたくし、妙に何かが引っかかります。なんだろう、包装紙になにか書いてある…。

プレゼントの包みをよおお~く見てみると、そこには

TAKASHIMAYA

の細かい文字。アルファベット習いたてのわし、ひとつひとつ読んでいきます。

……た…か…し…ま…………。たかしまや!!

まさかまさかまさか。

まさかと思って包装紙を取ってみると、やはり雑貨屋さんの箱の角っこがちょっとへこんでいます。

「高島屋のおもちゃ売り場にあったやつだ…!」

みんなで高島屋に下見に行ったとき、森の雑貨屋さんの並びにひとつだけ箱がへこんでいるものがあったのです。それがいま、わしの枕元に置いてある事実。

こうしてわたくしは、めでたくお花畑乙女からやや脱皮したのでした。遅い…。

そして今度は、完全に信じ込んでいる弟のためにサンタさんがいる振りをする、というちょこっとほろ苦くて切ない役所を演じることになりました。

今でも忘れられません…。弟が近所の子どもたちに「サンタさんなんていない」とからかわれたとき、

「サンタさんはいるよね!?」

とまっすぐにわしを見たあの澄んだ瞳…。あのちょっと泣きそうな目。わしは「いるよ」と応えながらも、弟の目を直視出来なかったなぁ。こうして人は大人になるのね…うふふ。

あ、話が逸れた。そのときのシルバニアファミリー「森の雑貨屋さん」どうしたって?実はいま、この家にあるんです!

娘が生まれたときに一緒に来ちゃいました。でも若干後悔しています?

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少~し(?)備品が足りませんが、これが当時カントリー娘の心を掴んで放さなかった「森の雑貨屋さん」です。ヤフオクみたらなんとお値段16000円!!3倍や!

箱も備品も、きちっと取っておいたんですよ…(泣)それがあのうちの娘っこにほぼぐっちゃぐちゃにされてまぁ。そんなに価値が出るならやるんじゃなかった、てのはほんの冗談。ほんとですよ!な、なに疑ってるんですか、失敬な!

娘もまんまとわしの罠にはまり、どっぷりシルバニアン(造語:シルバニアが好きな大きい、小さい人々の総称)に育ちました。ふっふっふ。

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外観もおしゃれ。ハッ1個ランプがない…。「出窓」というのも、当時のわしのなかでの憧れでした。なんていうか、金持ちの家の象徴のような…。

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看板もほうらね、こんなに凝っています。昔のシルバニアのほうが、年齢層も今よりずっと高かったのかシックでおしゃれですよね。今のはなんか「おもちゃ~」って感じがします。好きですけど。

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誰だ、プリキュアのシールなんて貼ったの!!(怒)…いやいい。きっとこのブタのおじさんがプリキュア好きなんだ、そうなんだ…。ちなみにハンバーガーは備品ではありません。ハンバーガー屋さんのやつ。

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この棚のジャムとか缶詰とかも、1個1個シール貼ったなぁ…。この倍くらいあったはず。ちなみに棚の下は扉が開きます。

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このキャンディの容器に、小さいたまたまが入れられるようになっています。たまたまは1個も見つかりませんでした。仕方ないね、当時のわしでさえちっちゃ!と思ったもの。

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オリンパスペンの「トイモード」っていうので撮っているんですけど、ほんとどこ切り取っても絵になるし、物語が生まれそうです。これはリンゴジュースとワインの2種類あるんですよ~。凝ってるなぁ。

わしがわさわさと雑貨屋さんを並べたりセッティングしだしたら、うちの娘っこなにやらハフハフしておうちを出したりハンバーガー屋さんを出してきたりと大騒ぎ。

そのうちお昼寝から起きた坊と3人で、久しぶりにシルバニアで遊びました。やっぱいいね、シルバニアはいい!!意外と男の子も好きなんだよね。

大事にしまっておいたわしの雑貨屋さん。備品も無くしたし出しっぱだから埃もかぶるし、ときには坊にぶん投げられたりしてるけど、それでもやっぱり遊んでもらって嬉しそう…かな?と感じた母なのでした。

2世代に渡って遊べるシルバニア。これからも大切にしていこうね。聞いてんのかお前ら。

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