動くことと信じること。PTA委員の選出で分かった自分の本音

鉛筆

早いもので、1月ももう残り10日ほどとなりました。これから学校や幼稚園なども学期末に向けてせわしなくなってくる時期ですね。なんやかんやしているうちに、3学期はあっという間に過ぎてしまいます。

このごろ、娘の幼稚園のママさんたちのあいだでは、もっぱら来年度のPTA役員選出の話でもちきりになっています。

というのも、娘が通っている幼稚園では、持ち上がりの学年は来年度の役員を3学期中に決めてしまう、ということが慣例となっているのです。

みんなやりたくないことは分かっています。それでも誰かがやらざるをえないPTA役員。会話の端々に見え隠れする

「来年どうする?あなたは引き受ける?」

というなんだかそわそわした雰囲気…。うう!!なんだかそわそわするぜっ。

そんな役員の選出を控えて、「ああ、そうだったんだ…」という自分の本音が見えてきたのです。

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PTA役員、出来る・保留中・出来ない

毎年3学期になると、PTAの方からプリントが配られます。娘のクラスにも、つい先日配られました。

そのプリントは、簡単に言うと「来年のPTA役員をあなたは引き受ける気持ちがありますか?」と問うもので、一番下にPTA委員役員を

出来る・保留中・出来ない

のどれかに丸をして担任の先生に提出することになっています。ちなみに「出来ない」に○をするには理由を書かなくてはいけません。出来ない理由がいるんです!こわっ。

実はわたくしは今年度の役員を一応務めていますので、出来ないに○をする理由は本来なら十分にあると思います。誰だってPTAを2年連続やる人はいないんじゃないでしょうか。

夏祭りに運動会、発表会などの行事に加え、バザーやクラスでの茶話会の準備、PTA主催の企画に総会…。

やはり1年とはいえ、しんどくないといったら嘘になります。正直しんどかったです。

PTA役員が大好き!!やりがいを感じるわっ!!という方も中にはいるとは思うけど、もともと学校が苦手、人と共同作業が苦手なわたくしには、かなりのストレスだったことも事実です。

それならば堂々と

「今年やったんだから文句あっか!!」

出来ないに丸をすればよろしいのです。確かに一度は出来ないに○をしました。…しかしですよ、なんとわたくしここに来てまた悩み始めてしまったのですよ、めんどくさいことに。

「自分が動けばいい」は誰のために?

なぜわしはPTA役員が出来ないと意思表示をすることにためらってしまったのでしょう。それは、

出来る、という人がいないんじゃないか」

という勝手な憶測です。もっと言うと、来年の役員、クラス、ひいては幼稚園(来年はこども園になりますが)活動が回らないんじゃないか、という勝手な心配でもあります。

娘の幼稚園は、とにかく最高学年の保護者が行事を回すといってもいいくらい、親の負担がものすごいんです。

夏祭りの企画運営、卒業アルバム制作、卒園式のコサージュや謝恩会…。正直こんなことまでするの!?ってくらい、とにかく大げさじゃなく毎日幼稚園に通うくらい大変なんです。

ましてやPTA役員になってしまったら、それはもう1年を幼稚園に捧げるくらいの覚悟がいります。

何も、わたくしがそれに適任でござる!!なんて思っているわけじゃないんです。むしろ今年1年やってみて、しみじみ「向いてないな…」と痛感した次第なんであります。

けれど、なんでか知らんぷりを決め込むのも居心地が悪いというか、どうしても気になってしまうんですね、不安だから。

そして、性格がかなりのイラちでもあるんです。イラちっていうのは…せっかちというか、決めることは早め早めに決めておかないと落ち着かないタイプなんですね。

役員にならずに済んだとして、でもその回りで「あれどうするのかな」「もう決まったかな?」「これ間に合うのかな?」なんてまたも勝手にやきもきしてしまうかもしれません。

そうなるくらいだったら、自分が役員に飛び込んでしまったほうがいいのかな…なんて思い始めていました。

イライラするくらいだったら、自分が動いた方がいい

そう思って、引き受けるのもありかもしれない、なんて考えていたのです。

大変だけど自分が動けば不安は減るし、クラスも回るし、いいのかも知れない。とにかくやきもきイライラしたくない、と。

そこには、他の保護者の方がどう受け取るか、なんてみじんもない、わたくし発わたくし着の超自己完結した一方通行な考えがあるだけでした。

「任せる」ということは「信じる」ということ

葉っぱ

ところがですね、今日、そんなわしの小さいみみっちい考えを一蹴するようなことがあったんです。

幼稚園のコーラスサークルに参加したんですけど、そこに同級生のママさんも参加していたんですね。そのママさんは現在妊娠中で、この3月に出産予定で、だんだんお腹も大きくなってきていました。

3月っていったら、新学期にはもう生まれていて、それこそ幼稚園どころの騒ぎじゃないと思いますよね。でも、そのママさん、役員の話になったとき、実に爽やかにこう言ったんです。

「あ、わたし保留に○したよ~」

もうわたしゃ度肝を抜かれました。だって、保留にしちゃったらもしかしたらやることになるかも知れないんですよっ?確実に候補には入っちゃうんですよ!!

あなたこそ堂々と「出来ない」に○を付けられる人なのに!?とわしが驚きますと、

「うん、でもまあやることになったらやるよ~」

となんとものほほんとした返しが…。う~ん、なんて太平洋のような大らかな心の持ち主なんだっっっ!!せせっこましいわしとはなんたる違い!!

でも、この一言でハッとしたんですよね。そうだよな、もしかしたら黙って「やるよ」って人がいるかもしれない。

わしのみみっちい計算の中で、

「あの人は赤ちゃん産むし、あの人も下にいるし、あの人はやらなさそうだし…ああ!誰もいないじゃん!!どうしようどうしようっ」

とオロオロワタワタするだけで、自分の中で完結しようとしていたことに気が付いたんですよね…。自分の小ささに凹んでいる今日この頃。

そう、それってけっきょく誰のことも信じていなかったってことなんです。

やれる人がいない!

回せる人がいない!

どうにかして「自分が」やりやすいようにしないとっ!

と勝手に思い込んでいただけで、回りの人のことまったく信用していなかったんです。まるでキムタクのようだわ…、ああ、落ち込む。

そういえば、以前なんかで旦那さんと口論になったとき、

「○○(わし)は全然信用してくれていないよ」

と言われたことがありました。これはかなりグサッときて覚えているのですが、でも図星だったから余計にグサッときたのかも。

そう、わしって人のこと信じていないのかも知れません。信じていないというか、まず

「自分が動かないと、自分がなんとかしないと」

と先走ってしまうクセがあるんです。もしかしたら、どこまでも孤独な人間なのでしょうか。

しかもやっかいなのが、動こうと思うだけでそんなに動けてないという…ね。こうやって客観的に文章にしてみると、かなり痛いやつだということがお分かりいただけたでしょうか。普通に落ち込みます。

「動く」ことはけして悪いことではないと思います。誰かに動いてもらったらそりゃ助かるし、自分が動いてもいい、という気持ちではいます。

でも、今回は、ちょっと待ってみようと思います。クラスのママさんたちを信用して、信頼して、任せてみようかな、と思います。

待ってみて、それでもやっぱり動くしかない状況になったら、そこは覚悟を決めて責任を持って動くつもりではありますが、いまはとにかく信じてみること。それに尽きますね。

もっともっと、大らかな心でありたいと思う三十路の冬なのでした。

さて、どうなるかな~?まさかの「空 中 分 解」なんてことにはならないとは思いますが。

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コメント

  1. えんど より:

    現在、幼稚園の役員で行き詰まっていました。私も似ているタイプの様です。お話を読んでハッとしました。確かに誰も信用していないのでイライラする事が多いです。予定は早ければ早いほどありがたいです。
    とても参考になりました。ありがとうございます。

    • amamura より:

      えんどさま、コメントありがとうございます!そうですね~、また嫌な時期になってきましたね(笑)。腹をくくってしまえばそれなりに覚悟が出来るのですが、こう宙ぶらりんな感じが本当に落ち着きませんね。
      あのブログを書いて一年、わたくしはどうしていたかというと、役員にはなりませんでした。他の人が引き受けてくれました。でも最高学年でしたので、なるべく作業には協力する、人数が少ないのでみんなで協力をしながらこの一年、乗り切ってきました。そうすると不思議と連帯感が出てきたんですよ。今では卒園するのが本当に寂しくなるくらい、他のお母さんたちや子どもたちとの仲が深まったような気がしています。
      えんどさまも、これからの一年気持ちよく乗り越えられることを祈っています!!ちなみにうちはまだ下の子がいますので、当分この役員決めの憂うつと過ごすことになりそうです…(笑)

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