大切な人に伝えたい「おめでとう、そしてありがとう。」心に染みる卒園ソング『桜待つ朝に』

さくら

先週、娘の幼稚園で卒園式がありました。娘の卒園は来年なのですが、毎年ママさんコーラスとして卒園式に参加させてもらっています。

そして、今年はいつもとはまた違った意味で思い出に残る式となりました。

大切な人たちと、最後に歌った『桜待つ朝に』。いつまでも心に残る、大好きな一曲をご紹介します。

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沢山のありがとうを君に。『桜待つ朝に』

卒園式で歌った『桜待つ朝に』。シンガーソングライターのおおもと友子さんが作詞、作曲をてがけています。

卒園の歌は沢山ありますが、こんなに優しくてあったかい気持ちになれる歌はこれしかないんじゃないかというくらい、本当にステキな曲です。

桜待つ朝に 

  

幸せにはちゃんと 理由があるんだね

生まれたての 君を抱いたあの日

小さな目に初めて 何が見えましたか

祝福の声は 君に届きましたか

笑った話した 歩いた走った

泣き笑いの全てが 君からの贈り物

おめでとう 背中が頼もしく見えるよ

胸を張って 歩いて行けばいいよ

春夏秋冬 晴れの日 雨の日

喜びも悲しみも 忘れられぬ宝物

誰よりも沢山 呼んだその名前が

誇らしく響く 春を告げるホールに

今日までありがとう

輝きをありがとう

桜待つこの朝に

こんなにお母さんの気持ちにぴったりの詩…。タイプしてるだけで涙がこみ上げそうになってしまいました。

幼稚園の3年間で、子どもたちは驚くほど成長します。

入園したばかりのころは、もう赤ちゃんのようにあどけなくてぽちゃぽちゃして、こんなに小さい子が入園するの?と驚いてしまうくらいです。

まだトイレもちゃんと出来なくて、何度も何度もおもらし、お着替えを繰り返し…。お帰りの時間までに疲れて眠ってしまう子も(笑)。

それが、年長組さんになったらまったく別人のように大きくなるんですね。

背もぐんと伸びて、顔つきもなんだか赤ちゃん臭さが取れて、いかにも「子ども」の顔つきになってきます。それが嬉しいような寂しいような。

走るのも遊ぶのもとってもたくましい。おしゃべりも上手になってまるで大人と話しているみたい。

いつも頼もしかった年長組さんに、「おめでとう」の気持ちを込めて、一生懸命歌わせてもらいました。

歌っているそばから、保護者のお父さん、お母さん、そして先生方が涙する姿が見えて、後半は涙を堪えるので精一杯でしたが…。

元気な笑顔、楽しい思い出をありがとう。

いつも下の学年の子に優しかった年長組さん、ステキな小学生になってね。

そしてもう一つのさようなら、ありがとう

sakura

そして、もう一つのお別れがありました。卒園生のお母さんとのお別れです。

わたくしがコーラスに参加するきっかけを作ってくれたママさん(Aさん)が、このたび卒園されるのと同時にコーラスを去ることになりました。

Aさんがいなかったら、わたくしはコーラスに参加することもなかったでしょう。ただただ、幼稚園と家を往復するだけの、誰とも話さない(話せない)ままの幼稚園生活だったことと思います。

いつかの参観日に、たまたまAさんと下の子の授乳が重なったことがありました。授乳をしながら、とてもステキな笑顔で

「歌うの好きですか?よかったらコーラス入りませんか?」

と話しかけてくれたのです。

わたくしはとても嬉しかったです。歌はともかく(好きですが緊張するのは嫌い)、誰かに声をかけてもらって必要とされたのがとても嬉しかったのです。

それから月2回の練習に、下の子を連れて訪れるようになりました。といってもわたくしはあまり熱心なメンバーではなく、行けるときに行く、というような参加状況でしたが。

そんなわたくしを、コーラスのママさんたちは受け入れてくれました。

下の子が暴れたい盛りの時は一時お休みさせてもらったり、練習も出たり出なかったりでしたが、顔を出すといつも温かく迎えてくれるAさんの笑顔がありました。

Aさんはとても心がきれいな人で、いつも自分以外の人のことを真剣に考えて、その相手がよくなるように願っているような人でした。

Aさんだけじゃなく、コーラスのママさんはみんな、人のことを本当に思ってくれるような、優しい人たちばかりでした。

わたくしはその輪の端っこにいながら、なんだか懐かしいような温かいような気持ちになったのです。

まるで、中学とか高校のクラスメートみたいな感覚を覚えました。

大人になると同僚とか知り合いとかは沢山できますけど、なかなか「仲間」と思える人って出会うことが難しいんじゃないかと思うんです。

それこそ学生のときのような「友だち」って、大人になると難しいですよね。

でも、このコーラスに参加してて思うのは、ここで育まれているのはまぎれもなく「仲間」という空気なんだなぁ、ということ。

たぶん、わたくしがほとんど参加していないから感じ取れることだと思うのですが(笑)、見ていてとても微笑ましいです。

「ああ、いい場所でいい人たちに出会えて良かった」と素直に思います。

もう三十路過ぎた大人たちが、コーラスのお別れ会で歌って泣いて、お手紙を読んでまた泣いて、そして卒園式でまた泣いて…。

こうして文字にしちゃうとなんだか気色悪い感じですけど、でも実際は全然そんなんじゃないんです。みんなその気持ちに嘘が無くて、あるのは真心だけなのでとても胸に迫ってくるんです。

おばちゃんたちが泣きながら歌ってる光景…、はたから見たらかなりシュールなんですけどね。でもその瞬間、わたくしの目には暖かい光に満ちあふれた、とても幸福な一瞬として記憶に残っています。

そして、Aさん。

わたくしをコーラスに入れてくれてありがとう。

いつも「待ってるからね、いつでも来てね」と言ってくれてありがとう。

わたくしの歌う声が好き、と言ってくれてありがとう。

たくさん感謝したいことがあったのに、けっきょく何にも言えないままでした。

でも、最後にAさんと歌った曲が『桜待つ朝に』で本当に良かった。

ずっとずっと、この歌を大切に歌っていきます。

かけがえのない宝物をくれたAさん、本当にありがとう。

そして、来年は娘がいよいよ卒園します。来年はどんな『桜待つ朝に』が歌えるのか、今からドキドキ怖くもあり楽しみでもあり…。

来年の卒園式で充実の涙が流せるように、この一年間母はがんばります!!

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