置かれた場所で、生きていく

特にこれといって理由もないのだけど、気が付いたら2週間以上ブログを更新していませんでした。

まぁ微妙に風邪引いたり娘の親子遠足で数日間のHPを奪われたり(恐ろしい行事!!親子遠足なんて大嫌いだ!)色々あったといえばあったのですが、気分的になんとなく更新することができずにいました。

皮肉なことに(?)それでもブログのPVは変わらず、というかむしろちょっと増えたんです。それもいきなり特定の記事がわし的にドカンと伸びていました。といっても100とかですけどね。それまでは一日に5とかそんくらいだから、まぁ伸びたよね。

それがこの記事なんですけど、

移住したい県第3位は岡山!実際に移住して感じた魅力、あんなとここんなとこ
結婚を機に、生まれ育った千葉から岡山に移住してはや7年になりました。「移住」といってもたいそうな思いがあるわけでもなく、旦那さんの仕...

これはいかに岡山が安全か、住みやすい土地かということを書いた記事なんです。この記事が一時期かなり読まれていました。

間違いなく熊本の地震の影響でしょう。

こんなネットの片隅にある過疎のブログにまで影響があるなんて、そして曲がりなりにもPVが伸びるなんて…。なんかほんの少しだけ複雑な心境。

いかにみんなが「安全」とか「安心」を求めているんだなぁ、と実感した次第であります。

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「その土地」だから生きられることもある

5年前の東日本大震災のときに思ったことがありました。それは、東北の人はどうして津波とか地震とかが来る土地を離れようとしないんだろうってことです。

何十年前にも津波が来て、沢山の人が死んだり、家が流されたり家畜が流されたり、その当時もものすごく悲惨だった。

そこから東北はまたこつこつこつこつと人が住めるように、生活できるようにとしてきたところにふたたび地震が来て、言葉は悪いけどいわば「振り出しに戻る」みたいな状況なんじゃないかとわしは思ったんです。

なんで東北を離れないんだろう?

仕事があるから?お墓があるから?家族がいるから?

不謹慎と言われるかも知れないけど、本当に不思議で仕方なかったんです。

仕事なんて捜そうと思えばどこにでもある。お墓なんて数年に一度お参りしたらいいじゃない。それより家族揃って安全なところに住んだほうがいいよ。

もともと千葉に育ったわし。けれど両親は福岡と大阪で親戚もバラバラ、会ったこともないくらいだったわしにとって「土地」っていうのは流れ着いていくようなもんで、結婚して岡山に行くときも「そんなもんだよなー」と思ってた。

でも、今回熊本の人たちを報道で見てて、なんかそんなことじゃないんだな、と感じました。

その土地に生きているからこそ、なんだな、と。

「ありがたい」って言ってたんですよ、東北で被災した人も、熊本で被災した人も。

給水車が来てくれて水がこんなにありがたいことが分かった。

炊き出しで温かい食べ物が頂けてありがたい。

身体を伸ばして寝られることが本当にありがたい。

お風呂に入らせてもらって、自衛隊の方に感謝しています。

こんなに極限の状況で、「困った」「大変だ」「悲しい」そう思うのは当然過ぎるくらい当然だと思う。けど、その言葉以上に耳に残るのが「ありがたい」という言葉だったのです。

これ、本当にすごいことだと思う。わしだったら地震を、津波を、そしてその土地に生まれたことを呪うかもしれない。

もちろんそういう感情が沸くと思うし、その土地を離れる人もいると思うんだけど、なんというかその土地で生きていくことを受け入れている人ってのはやっぱり強い。

百年、千年単位で地震も津波も受け入れて…というにはあまりにも悲しすぎるけど、事実として受け止めて生きていく強さがあるような気がする。

それはやっぱり「生きること」の前に「その土地で」と思って受け入れている人が沢山いるからじゃないのかな、と思うのです。

わしみたいにどこの土地でも同じような風来坊とは、土地に対する思い入れが全っ然違う。だから「ありがたい」って言葉が出るんだろう。

日本という国で生きていく覚悟

例えば砂漠の国とかとんでもなく寒くて数ヶ月まっくらな国とか、ちょっと違うか知れないけど生まれたときから戦争だった国とか、生まれてくる国は選べない。

わしも、日本という活火山が沢山あって地震があって、台風がくるこの国で生きていく覚悟を持とうと思う。

いまの日本に、はっきり言って安全な場所なんてありえないと思うんです。

確かにわしが住んでいる岡山は活断層もない(らしい)し、台風の被害もないし火山もないし原発もない。でも、「絶対」の保証なんでどこにもない。交通事故で死ぬかもしれないし、火事になるかもしれない。

あんなに安全アピールしてた原発だって、あんなことになってしまった。にも関わらず活断層の上に原発作るわ作動させるわってこの国は本当に滅びたいのでしょうかね。

縁あって岡山に住んでいるからこそ、置かれた場所で咲きなさい…じゃないけれど、ここでしっかりと生きていくしかないと思う。

この土地や人や風景を大切にして、生きていきたいと最近思うようになりました。

わしって、地元の柏にいたときは

「ここではないどこかに行ってしまいたい」

と誰かの小説みたいなことばっかり考えていたんです。地元を出ることしか考えていなかった。なんでか相性が悪かったというか、地元のくせに居心地が悪かったんですよね。

スピリチュアルなことを言うつもりはないけれど、不思議なことに土地に呼ばれるってことがあると思うんです。

それこそ仕事だったり結婚だったり進学だったりするわけなんだけど、わしは岡山に縁があったんだなぁ、と思っています。

色んな土地を見たり旅行したり、外国にも行ってみたりしたけど、思い返してみれば岡山に住むようになっていたんだ、と理由は分からないのだけど妙な納得をしています。

何が言いたいのか分からなくなってきましたが…。

熊本の力になりたい、と思ったとき、でも自分に出来ることの何もなさになんだかぼうっとしてしまいました。

ブログもなにを書いていいやら分からなくなってしまいました。

わしゃのりかさんみたいにメンタル強くないし、誰もこんなブログ気にしてねーよ、と思って自意識過剰すぎる自分が気持ち悪かったり。もうなんだかね…。

だからこそ、ちゃんとこの場所で生きていこう、いつまで岡山にいられるか分からないけど、それはいつまで生きられるか分からないのと同じこと。

熊本でも東北でも、日本中世界中どこでも、明日が分からないのは同じです。

縁のある土地を、大切にしたい。

そしてここから熊本のものを見かけたら買ったり、アドセンスの報酬が出たら募金したり、自分に出来ることを探して行きたいと思います。

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これはうちで育てているマリーゴールド。全然発芽しないで諦めていたところ、10日過ぎてどんどん芽が出てきました。

使い古しの土にトロ箱、しかもあまり日が差さない、という劣悪な環境のなか、元気に育っています。その生命力に感動しています。

わしもうちのマリーちゃんたちのようにしっかりと根をはって生きていけたらいいなぁ。

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